最近、物流業界において「提案営業」という言葉が流行っています。その背景には、荷主企業が物流コストの低減や問題解決のための提案を物流事業者に求めるという事態が増えているということがあります。 その多くは、荷主企業が実施する「物流業務改善の企画提案コンペ」に参加するという中での提案という形態をとります。新規業務獲得のために参加するという立場の事業者にとっては意欲の湧く挑戦かもしれませんが、これまでその業務を担っていた事業者にとっては防衛のための苦しい戦いを強いられます。 新規業務獲得に挑戦するにしろ、防衛するにしろ、その提案において重要なのは、対象となる荷主企業の物流を改革するという視点での提案が求められるということです。このコンペを使って「単なる値引き」を要求していると思われる荷主企業も「無きにしも非ず」ですが、この場合でも、単なる値引きではなく、物流全体を変えることで物流コストの削減ができるのだという視点での提案を行うことが必要と考えます。 ここで、荷主企業の物流コンサルを数多く行い、荷主側のコンペ実施の支援も行ってきた弊社の蓄積がお役に立ちます。荷主企業の物流改革を提案の柱にしたいと思われる場合は、是非弊社のノウハウをお役立てください。